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冬虫夏草とは

投稿日:2013年9月28日 更新日:

冬虫夏草(とうちゅうかそう)とは、核菌綱ボタンタケ目バッカクキン科ノムシタケ属の一種で、昆虫に寄生するキノコです。中国では「不老長寿の妙薬」として、漢の始皇帝や楊貴妃も愛用したという記録が残っています。

冬虫夏草は様々な虫に寄生します。種類は300~400以上もの数が存在し、日本でも数多く発見されていますが、栄養価が高くて一級漢方に認定されている冬虫夏草は、たったの一種類しか存在しません。それはチベットの標高3000mの極寒地に生息する「コウモリ蛾の幼虫」に寄生した冬虫夏草です。学名ではコルディセプス・シネンシスと呼ばれており、現地の人間しか収穫できない貴重な冬虫夏草です。絶対的な数も少ないこともあり、1kg=数十万円、高い物であれば100万という高値で取引されているものもあります。

また、冬虫夏草は1987年に中国の医療機関向けの一級漢方に認定され、1995年には国宝級の国家指定食品に指定されたこともあり、健康食品業界ではとても注目されている成分です。とくに肺や腎を強くする働きがあるとして、中国では他の製薬と組み合わせて喘息や肺気腫などの治療に使われており、その効果は科学的にも実証されています。

冬虫夏草の菌は、幼虫が土の中で成長している段階で侵入していきます。どんどん身体の中の栄養分を吸収していき、長い冬の間に虫の体の中すべてを侵食していきます。この時点では姿形は昆虫で中身は菌という状態です。それから春の終わり頃から初夏にかけて、虫は綿棒状に形を変え、地面を突き破って発芽します。これが漢方や精力剤で使われる冬虫夏草です。

主な成分としては、メラトニンが高濃度で含まれています。メラトニンは奇跡のホルモンといわれており、松果体という内分泌器官から分泌される脳内ホルモンです。効果効能としては、抗酸化作用、免疫力亢進作用、内分泌器官調整作用があり、生活習慣病などの疾患に有効です。

また、免疫力向上に効果の期待できるβ-グルカン(多糖体)に関しては、アガリクス茸の17倍、他のキノコに比べて約170倍もの増強効果があるといわれています。他にも、十数種類のアミノ酸、食物繊維、炭水化物、脂肪、カルシウム、鉄、亜鉛、マンガンなども豊富に含まれているので、精力増強にとてもオススメです。

代表的な商品:冬虫夏草エキス【森羅万生】

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