用語集

ニンニクとは

投稿日:2013年9月18日 更新日:

ニンニクとは、アスパラガス目ネギ科ネギ属に分類される植物で、古くから滋養強壮に良いとされてきた食べ物です。紀元前3200年頃の古代エジプトでは、ピラミッド建設に従事した労働者が体力維持のためにニンニクを食べていたという記録も残っており、貴重な活力源として利用されていた事がわかります。また日本でも約1000年前に古代中国から伝わったとされており、以来、「百草の長」として民間薬に利用されてきました。

ニンニクの有効成分には、スコルジニンという物質が含まれています。スコルジニンは1936年に日本の学者によって発見された物質で、全身の血行を促進して新陳代謝を旺盛にする働きを持っています。特に末梢血管拡張作用があり、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中の予防に有効だとされています。またホルモン系統を刺激しますので、精力増強、疲労回復、食欲増進などにも効力を発揮します。

そしてニンニクといえばあの強烈な匂いが特徴ですが、その匂いのもとになっているのがアリシンです。アリシンはビタミンB1と結合し、アリチアミンという活性型ビタミンになります。アリチアミンはビタミンB1に比べ、体内への吸収率が良く、血液中に長く残ることのできる持続性のあるスタミナ成分であるため、精力増強、疲労回復などの効果を発揮するといわれています。また米国国立癌研究所によればニンニクは活性酸素を抑制する作用があると発表しており、癌の予防にもなるといわれています。

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